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お勧め食材:マヌカハニーについて

健康の豆知識

毎日の健康習慣に「マヌカハニー」を取り入れよう

こんにちは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。自分が普段定期的に摂取しているものの中でお勧めしたいもの!それはずばり、マヌカハニーです。私自身、毎日スプーン1杯を欠かさず摂取しており、その効果を実感しています。

「甘いものは健康に悪い」と思いがちですが、マヌカハニーは一般的な砂糖とは違い、健康へのメリットが非常に高い食品なんです。そこで今回のブログでは、マヌカハニーの効果や使い方について、わかりやすく説明していきたいと思います。

マヌカハニーとは何か?

ニュージーランドの特別なはちみつ

マヌカハニーは、ニュージーランドに自生する「マヌカの木」の花の蜜から作られるはちみつです。マオリ族はこの木を「復活の木」と呼び、古くから健康維持や傷の治療に活用してきたそうです。その歴史からもわかるように、マヌカハニーは単なる甘味料ではなく、自然の力を凝縮した食品なんです。

メチルグリオキサール(MGO)の力

マヌカハニーの特長は、一般的なはちみつに含まれる過酸化水素の殺菌作用に加えて、「メチルグリオキサール(MGO)」という独自の抗菌成分が豊富に含まれている点です。MGOは、風邪やのどの痛み、胃腸のトラブルなど、日常的に起こる症状に対しても有効です。私自身も、のどの痛みなどがあった際には、必ずマヌカハニーを接種するようにしています。

マヌカハニーの具体的な効果

1. のどの痛みや風邪の予防に

秋から冬にかけて寒暖差が増える季節になると、咳やのどの痛みを訴える患者さんが増えてきます。そんな季節に、マヌカハニーをスプーン1杯舐めるだけで、のどの粘膜を保護し、炎症を和らげる効果が期待できるんです。特に、乾燥しやすい冬や空気が乾燥している季節には、日常的に取り入れることで風邪の初期症状を緩和できたりするんです。

2. 胃腸の調子を整える

胃もたれや便秘、下痢を訴える方も少なくありません。マヌカハニーのMGOには、悪玉菌のみを抑える働きがあり、腸内フローラのバランスを整える効果も期待できます。大腸菌やサルモネラ菌など、食中毒の原因となる菌の増殖を抑制する作用もあるため、腸のトラブルを繰り返す方にも、おすすめです。

3. 口内の健康サポート

「甘いものは虫歯になりやすい」と心配される方もいますが、マヌカハニーは一般の砂糖とは異なり、単糖類のグルコースが主成分で、虫歯菌の増殖を抑える効果があるんです。実際に、口内炎や軽いのどの炎症を訴える患者さんにマヌカハニーを取り入れてもらうと、痛みが緩和されたりすることも多いです。

4. 抗菌作用でピロリ菌にも注目

ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、胃がんのリスクに関与することで知られています。臨床研究では、マヌカハニーのMGOにはピロリ菌に対しても有効な抗菌作用があることが報告されています。日常的に少量を摂取することで、胃腸の健康維持に役立つ可能性があるんです。

マヌカハニーの選び方と摂取方法

UMFやMGOの数値をチェック

マヌカハニーには「UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)」や「MGO」の指標があります。数字が高いほど抗菌力が強く、より健康効果が期待できます。日常的な健康維持にはUMF10以上、MGO100+程度を目安に選ぶと良いでしょう。

摂取方法の工夫

私自身は毎朝スプーン1杯をそのまま舐めています。紅茶やヨーグルトに混ぜても構いませんが、熱すぎる飲み物に混ぜると成分が壊れてしまうため、40℃以下の飲み物がおすすめです。毎日続けることがポイントで、習慣化することで体調の変化をより実感しやすくなります。

注意点と安全性

1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないでください。これは、乳児ボツリヌス症のリスクがあるためです。それ以外の年齢では、自然由来の食品であり、一般的なはちみつと同様に安全に摂取できます。糖分を含むため、糖尿病や血糖値管理が必要な方は医師と相談しながら摂取量を調整するようにしてみてください。

臨床でよく見るマヌカハニーの活用パターン

自分自身の体験からも、特に次のような方にマヌカハニーをおすすめしています。

  • 季節の変わり目に咳やのどの痛みが出やすい方
  • 胃もたれや便秘を繰り返す方
  • 口内炎や軽い口の痛みで悩んでいる方
  • 胃腸の健康維持を日常的に意識している方

自分自身、口内炎ができやすかったり、のどから来る風邪をひきやすかったりします。そんな時にマヌカハニーを取るようにすると、とても効果を実感できたりていします。

まとめ:毎日の健康習慣にマヌカハニーを

マヌカハニーは、単なる甘味料ではなく、抗菌作用・整腸作用・口内環境改善・のどの痛み緩和など、多くの健康効果が期待できる食品です。風邪や軽いのどのトラブルに悩む方に、日常的な摂取を勧めていきたいと思っています。