雇用時健診(入社時健康診断)について
雇用時健診(入社時健康診断)について
こんにちは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。
まだ寒い日が続いていますが、少しずつ春の気配を感じるようになってきました。
春から新しい環境での生活が始まる、という方も多いのではないでしょうか。
新しい職場が決まって、ほっと一安心。
そんなタイミングで
「雇用時健診を受けてきてください」
と言われて、
「え、何をするんだろう?」
「どこで受ければいいんだろう?」
と、少し戸惑いを感じている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
新年度の4月を迎えるにあたり、雇用時健診の問い合わせが少しずつ増えてきている印象です。
そこで今回のブログでは、
「雇用時健診って何をするの?」
「どこまで調べるの?」
「どれくらい時間がかかるの?」
といった、皆さんが感じやすい疑問について、できるだけわかりやすくお話ししていきたいと思います。
雇用時健診とは?|実は“義務”として定められている健診です
労働安全衛生法で定められた健康診断
雇用時健診(入社時健康診断)は、
会社に入る前後に必ず行うことが法律で決められている健康診断のことを言います。
目的はとてもシンプルで、
「その人が安心して働ける健康状態かどうかを確認すること」
なんです。
「病気を探し出すための検査」
というよりは、
今の体の状態を客観的に知るためのチェック
と考えてもらうと、イメージしやすいと思います。
雇用時健診で行う主な検査内容
基本的な検査項目(法律で定められています)
雇用時健診では、以下のような検査を行います。
-
問診(既往歴・自覚症状)
-
身長・体重・BMI
-
血圧測定
-
視力・聴力検査
-
胸部X線検査
-
心電図検査
-
血液検査
(貧血・肝機能・脂質・血糖など) -
尿検査
「思ったより多いな…」
と感じるかもしれませんが、
どれも日常診療でよく使う、体に負担の少ない検査です。
「今は元気だけど…」そんな方こそ意味がある健診です
自覚症状がない異常が見つかることも
外来でよく聞くのが、
「特に何も症状なくて困ってないんですけど、健診受けなくてもいいんじゃないですか?」
という言葉です。
実は、
高血圧・脂質異常症(コレステロール異常)・軽い貧血
などは、自覚症状がほとんどないことが多いんです。
雇用時健診は、
「今すぐ治療が必要かどうか」
だけでなく、
「今後、気をつけた方がいい体のサイン」
を見つける良い機会でもあるので、ぜひ雇用時健診は受けておいてほしいんです。
健診で「要再検査」「要精密検査」と言われたら?
びっくりしなくて大丈夫です
結果を見て、
「要再検査」
「要精密検査」
と書かれていると、ドキッとしますよね。
でも、これは
👉 「すぐに重い病気」という意味ではないことがほとんど
なんです。
例えば
-
数値が少し基準から外れている
-
一時的な体調や生活習慣の影響
というケースも多くあります。
忙しい方でも受けやすい雇用時健診を目指しています
「仕事前後に行ける?」という不安にも配慮
雇用時健診を受ける方の多くは、
-
新しい仕事の準備中
-
引っ越し直後
-
時間に余裕がない
という状況です。
私たちは、
できるだけスムーズに、無駄な待ち時間が出ないよう
検査の流れを工夫して行うように心がけています。
「健診だけで半日つぶれる…」
そんなことがないようにしたいんです。
書類対応・企業指定フォーマットにも柔軟に対応します
「この用紙に書いてもらえますか?」もOKです
企業から
-
指定の健診用紙
-
提出期限が決まっている書類
を渡されることも多いですよね。
当院では、
企業指定フォーマットへの記入にも可能な限り対応しています。
事前に用紙をお持ちいただければ、
スムーズに進められることが多いです。
雇用時健診をご検討の方へ
新しい環境に踏み出すとき、
体のことまで考える余裕は、なかなかないと思います。
だからこそ、
雇用時健診は「形式的に終わらせない」ことが大切なんです。
元八事ファミリー内科クリニックでは、雇用時健診を積極的に受け入れています。
「雇用時健診、どこで受けようかな」
そう思ったときは、ぜひ一度名古屋市天白区にあります元八事ファミリー内科クリニックまで、気軽にお問い合わせください。
記事監修:元八事ファミリー内科クリニック 院長 浅野貴光(呼吸器専門医、医学博士)
院長のプロフィールはこちらから
