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餅+○○で健康的に食べる組み合わせ

健康の豆知識  / 日常のつぶやき

こんにちは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。
正月休みといえば、餅を食べる機会も多くなると思います。
実は私も、毎年恒例なんですが、親せきの家族とともに、餅つきをするのが恒例行事になっています。

みなさんも、正月に親せきが集まり、みんなで餅つきをしたという方もいるのではないでしょうか。

つきたての餅は日本の正月に欠かせない一方、主成分が炭水化物であるため、食べ方によっては血糖値の急上昇や胃もたれを引き起こすことがあるのは事実です。そこで重要になるのが、餅と一緒に摂る食材の選び方です。

今回のブログでは、餅を食べるときの食材の組み合わせと、その健康について、少し考えてみたいと思います。

 

① 餅+大根おろし+醤油

大根おろしには、消化酵素(アミラーゼ・プロテアーゼ)が含まれており、餅のでんぷんやたんぱく質の消化を助けてくれる働きがあります。そのため、胃もたれや胸やけを感じやすい方に適した組み合わせだと思います。また、大根に含まれる食物繊維は腸の動きを促し、便秘予防にも役立ちます。
醤油は少量であれば問題ありませんが、塩分が多いためかけ過ぎには注意し、高血圧の方は控えめにするように心がけてみてください。

② 餅+きなこ

きなこは大豆を粉末にした食品で、植物性たんぱく質、食物繊維、大豆イソフラボンを豊富に含みます。たんぱく質と脂質が加わることで、餅による血糖値の急上昇が抑えられ、腹持ちも良くなります。
さらに、きなこに含まれるマグネシウムやカルシウムは、筋肉や神経の働きをサポートし、正月明けの疲労回復にも効果が期待できます。

 

③ 餅+あんこ

あんこに使われる小豆には、タンパク質、食物繊維、ポリフェノール、鉄分が含まれています。食物繊維は糖の吸収を緩やかにし、ポリフェノールには抗酸化作用があるため、体の老化や生活習慣病対策にもつながります。
ただし、砂糖が多く含まれる点が最大の注意点です。甘いあんこを多量に摂ると、血糖値の急上昇を招きやすいため、量を控えめにすることが大切なんです。

 

④ 餅+ノリ

ノリには水溶性食物繊維のほか、ビタミンA・ビタミンB群・葉酸、さらにミネラル(ヨウ素・鉄)が含まれています。糖質中心になりがちな餅に、微量栄養素を補える点が大きなメリットです。
また、ノリに含まれる食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きがあり、シンプルながら健康的な組み合わせといえます。

 

 

まとめ

餅は組み合わせ次第で、体への負担を減らしながら楽しむことができます。
大根おろしは消化サポート、きなこやあんこはたんぱく質補給、あんこやノリは食物繊維補給というように、それぞれの栄養的特徴を理解して選ぶことが栄養面で見た時の特徴になります。
正月明けには、お酒、おせち料理、お鍋、お酒などの食べすぎ、飲みすぎの影響もあってか、胃腸の不調や血糖値の変化が目立つことが毎年多いです。

年明けに体調がすぐれないという方は、1月5日(月)より通常診療を再開しますので、ぜひ当院にまでご相談いただければと思います。

記事監修:元八事ファミリー内科クリニック 院長 浅野貴光(呼吸器専門医、医学博士)

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