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雇用時健康診断とは?必要な検査項目と注意点

健康の豆知識

雇用時健康診断とは何か

こんにちは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。

春が近づくと、4月からの就職や転職を前に「雇用時健康診断をお願いします」と来院される方がぐっと増えてきます。健康診断で受診される方が増えてくるのをみて、春の春の訪れを感じたりもするんです。

雇用時健康診断は、労働安全衛生法に基づいて企業に実施が義務づけられている健診です。働き始める前に現在の健康状態を医学的に確認し、その業務を安全に行えるかどうかを評価するためのものです。

書類をそろえるためだけの手続き、と思われがちですが、本来は“これから働くご本人を守るため”の大切なチェックです。

 

 

そこで今回は、雇用時健康診断とは何か、どんな検査を行うのか、受ける際に気をつけたい点について、あらためて整理してお伝えしていきたいと思います。

雇用時健康診断(雇い入れ健康診断)

雇用時健康診断の主な検査項目

問診(既往歴・自覚症状)

これまでの病気や現在の症状を確認します。喘息(気道が慢性的に炎症を起こす病気)、高血圧、心臓病などの情報はとても大切です。

身体計測・血圧測定

身長・体重・BMI(体格指数)・血圧を測定します。高血圧は自覚症状が乏しいため、健診で初めて見つかることも少なくありません。

視力・聴力検査

安全に業務を行うための基本的な確認項目です。

胸部レントゲン検査

肺結核や肺炎、肺腫瘍などを早期に発見するための検査です。症状がなくても異常が見つかることがあります。

血液検査

貧血、肝機能、脂質、血糖などを確認します。生活習慣病は無症状のまま進行することが多く、早期発見が重要です。

 

心電図検査

不整脈(脈のリズムの乱れ)や心臓の負担の有無を評価します。

 

受診時の注意点

前日の飲酒を控える

アルコールは肝機能や中性脂肪の数値に影響しますので、前日の飲酒は控えてもらったほうがいいと思います。

食事制限を守る

血液検査がある場合は、空腹での来院が必要になることがあります。

薬は自己判断で中止しない

高血圧や喘息などの治療中の方は、通常通り内服を続けてください。

雇用時健康診断を前向きな機会に

健診は、いまの自分の体を確認するいい機会です。
若いから大丈夫、症状がないから問題ない。そう言い切れないのが生活習慣病の怖いところなんです。

元八事ファミリー内科クリニックでは、雇用時健康診断を一つひとつ丁寧に行っています。お急ぎの方には可能な範囲で迅速に対応し、結果の郵送にも対応しています。新生活前の慌ただしい時期ですから、できるだけ負担の少ない形で進めたいと考えています。

名古屋市天白区およびその近隣地域(昭和区、瑞穂区、名東区、緑区など)で雇用時健康診断をご検討の方は、どうぞ気軽に元八事ファミリー内科クリニックへご相談ください。

記事監修:元八事ファミリー内科クリニック 院長 浅野貴光(呼吸器専門医、医学博士)

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