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クリスマスの赤ワインは“抗酸化力の塊” !?

健康の豆知識


こんばんは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。
今日はクリスマスイブ!みなさんは、どのようにお過ごしでしょうか!?

クリスマスの食卓に並ぶ定番といえば、ローストチキンやケーキ、そしてワイン。
なかでも「赤ワインは体に良い」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
赤ワインには「ポリフェノール」という、体を守るための抗酸化物質がたっぷり含まれているので、健康効果が期待されています。そこで今回のブログでは、赤ワインに係る健康的情報についてまとめましたので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

赤ワインの“赤い色”はポリフェノールの証

赤ワインの深い赤色は、ぶどうの皮に含まれる「アントシアニン」という色素によるものです。
このアントシアニンをはじめ、レスベラトロールなどのポリフェノール類は 活性酸素を抑え、細胞をサビつきから守る抗酸化作用が非常に強いことで知られています。

活性酸素はストレス・加齢・生活習慣などで増え、動脈硬化や生活習慣病のリスクにも関わるとされています。
そのため抗酸化作用のある食材を日常的に取り入れることは、健康の維持にとても大きな力になるんです。

レスベラトロールは血管を守る“頼れる味方”

赤ワインの健康効果で特に注目されるのが、皮に含まれる「レスベラトロール」です。
レスベラトロールには以下のような働きがあると報告されています。

  • 血管をしなやかに保つ
  • 悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑える
  • 炎症を抑える働きがある
  • 動脈硬化のリスク低下に寄与する可能性がある

国内外の研究でも、レスベラトロールが血管の健康維持に役立つ可能性が示されており、心血管疾患の予防にも注目が集まってきています。
もちろん「赤ワインさえ飲めば病気が防げる」というわけではありませんが、バランスの良い食生活とあわせて取り入れることで、健康的な効能が期待できるんです。

適量なら健康効果、飲みすぎは逆効果

ここでとても大切なのが「量」です。
赤ワインには良い面もありますが、アルコールはあくまで肝臓に負担をかける物質であり、飲みすぎればすべてのメリットが帳消しになってしまいます。

一般的な“適量”の目安は以下の通りです:

  • 男性:1日ワイングラス2杯(200〜300ml程度)まで
  • 女性:1日1杯(100〜150ml程度)まで

※体格や体質、年齢、服薬状況によって適量は前後します。高血圧・肝機能障害・不整脈などをお持ちの方、また薬を飲んでいる方は、事前に主治医に相談してください。

飲みすぎるとどうなる?
・血圧の上昇
・不整脈の誘発
・肝機能障害
・睡眠の質低下
・肥満の原因

どれも健康にとっては悪影響です。特にクリスマスは、ついつい食事もお酒も増えてしまうので、注意が必要なんです。

クリスマスこそ“赤ワインの上手な楽しみ方”を

せっかくのクリスマス、健康が気になって赤ワインを避ける必要はまったくありません。
大切なのは「量」と「飲み方」です。

  • ゆっくり味わいながら飲む
  • 食事と一緒に摂る(空腹で飲まない)
  • 水を併用して脱水を防ぐ
  • 飲酒後は十分な睡眠・水分補給を
  • 翌日まで疲れが残らない量で楽しむ

特に、肉やチーズ、オリーブオイルなどと合わせると、吸収がゆるやかになって、アルコールの負担が和らぐと考えられています。

赤ワインを“健康的に楽しむ”こと

赤ワインは適量を守り、バランスのとれた食事と一緒に飲むことで、ポリフェノールの恩恵を生かすことが期待できます。
クリスマスの楽しい時間が、みなさまの健康にもつながりますように。


ぜひご家族や大切な人との時間を大切にして、素敵なクリスマスイブを過ごしてください!

記事監修:元八事ファミリー内科クリニック 院長 浅野貴光(呼吸器専門医、医学博士)

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