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健康診断で「LDLコレステロールが高め」と言われたら

生活習慣病  / 脂質異常症

LDLコレステロールが高いとき

こんにちは。元八事ファミリー内科クリニックの浅野です。

健康診断の結果を見て、
「LDLコレステロール 高値」
を指摘されたことありませんか?

LDLコレステロールが高くても、基本的には自覚症状はありません。
それでも「放っておいて大丈夫なのかな…」と、心のどこかで引っかかること、多いのではないでしょうか?

そこで今回のブログでは、健診などでLDLコレステロールが高い状態であることを指摘された方に向けて、書いてみたいと思います。

LDLコレステロールの基本的な役割とは?

意外と知られていないのですが、LDLコレステロールは、実は体に必要な役割も担っています。

実は、LDLコレステロールは、体に必要なコレステロールを全身に運ぶ“運搬役”としての役割を果たしているんです。

ただし、増えすぎると血管の壁に溜まり、動脈硬化を進めてしまいます。この「増えすぎる」という点が問題なんです。

そして怖いのは、LDLコレステロールが高値でも、ほとんど症状がないまま進行することなんです。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、数値がじわじわ上がっていることも珍しくないんです。

下げるカギは「食事を我慢すること」
ではありません

「脂っこいものを全部やめなきゃいけませんか?」
これはよく聞かれる質問の一つです。

答えは、我慢ではなく、選び方を変えることだと思います。

そのうえで、LDLコレステロール対策で大切なのは、次の2点です。

  • 脂質の「量」より「質」
  • 食物繊維をしっかり摂ること

今日からできる食事の工夫

肉を減らすより、魚に替える

毎日の食事が肉中心になっていませんか?

すべてやめる必要はありません。
週に何回か、肉を魚に置き換えるだけでも十分効果はあります。

「今日は魚にしてみよう」
この小さな選択が、とても大切になってくるんです。

野菜・きのこ・海藻を積極的に

みなさんは、食物繊維の摂取は足りていますか?

野菜・きのこ・海藻に含まれる食物繊維は、
腸の中でコレステロールを吸着し、体の外へ排出してくれる働きがあります。

なので、毎食何かしらの野菜やキノコ・海藻類を摂取してもらうようにすると、効果があると思います。

油は「減らす」より「選ぶ」

油=悪、ではありませんが、種類を選ぶことが大切です。

マーガリンやラードをよく使っている方は、ぜひオリーブオイルやなたね油に替えてみてください。

同じ油でも、血管への影響は大きく違ってくると思います。

 

食事だけじゃない、生活習慣も数字を動かします

運動は「有酸素運動」

激しい運動は必要ありませんが、有酸素運動を定期的に取り入れてもらうといいと思います。

おすすめなのは、ウォーキングです。
1日30分、まとめてできなければ10分を3回でもOKです。

大切なのは、「続けられること」を選ぶことだと思います。

体重は「3%減」を目安に

もし体重が増えてきているなら、3〜6か月で体重の3%減を目標にしてみてください。

60kgの方なら約2kg。この程度の減量でも、脂質異常症の改善のためには大切なことなんです。

喫煙しているなら、禁煙は最優先

喫煙はLDLコレステロールを上げ、動脈硬化を一気に進めてしまいます。

もし今、LDLコレステロールの数値が高めと言われているなら、禁煙はまず取り組んでほしい項目の一つです。

最後に

高LDLコレステロール血症は、気づいたときにはすでに動脈硬化が進んでいることも少なくない病気です。
ただし逆に言えば、早い段階であれば、食事や運動など生活習慣を見直すことで、動脈硬化の進行を防げる可能性があります。

LDLコレステロールの管理では、食生活を含めた生活習慣の改善がとても重要です。一方で、体質や遺伝(家族性高コレステロール血症など)の影響により、どれだけ努力しても数値が十分に下がらない方がいらっしゃるのも事実です。
そのような場合には、無理に我慢を続けるのではなく、コレステロールを下げるお薬を使用することも、将来の心筋梗塞や脳梗塞を防ぐための有効な選択肢となります。

健康診断でLDLコレステロールが高いと指摘された方は、「様子見」で終わらせず、ぜひ一度
名古屋市天白区にあります元八事ファミリー内科クリニックまで一度ご相談ください。

記事監修:元八事ファミリー内科クリニック 院長 浅野貴光(呼吸器専門医、医学博士)

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